マンションの床構造
マンションの床構造
普段の生活の中で、床がどうなっているのか?など意識することは少ないかと思います。
実は床にも色々な構造や種類があり、リフォームする際など条件に適したものをセレクトする必要があります。
そこで今回は、マンションの床の構造や種類について、違いやメリット・デメリットを説明します。床の構造や種類
現在は、マンションの床はフローリングが主流です。
フローリングはあくまで床の表面であり、フローリングの下にあるのが構造体となります。
マンションの床構造は、直床と二重床の2種類があります。直床とは?
直床とは、マンションの床のスラブ(コンクリート躯体)に直接、フローリングやカーペットを貼る構造です。
フローリングのすぐ下がコンクリートになっています。
築年数の古い団地やマンションは直床であることが多いです。二重床とは?
二重床とは、床のスラブの上に専用の支持するボルトを立て、その上に床材を貼る構造です。
これは、床のスラブとフローリングの間に空間を作っているのが特徴です。
2000年に施行された住宅品質確保促進法により採用されるようになりました。
比較的、築年数が新しい物件に採用されています。
二重床は14階以下のマンションであれば作れますが、15階以上のマンションには建築基準法により制限があります。直床、二重床のメリット・デメリット
上記でご紹介した2つの床の種類にも、それぞれメリット・デメリットがあります。直床のメリット・デメリット
メリット
コスト削減
スラブに直接施工するので工事費が抑えられます。
床の工事費が抑えられる事により、他の工事に費用をかけることができます。デメリット
遮音性
衝撃音が階下に伝わりやすいです。
しかし、床のスラブが厚いほど直床でも遮音性は保たれると言われています。
施工前に要確認です。
段差、間取が不自由
直床の場合、水回り部分は配管を床下に通すために床を高くする箇所がでるので段差が生まれます。
それから、配管位置の移動が難しく間取りの変更ができないことが多いです。二重床のメリット・デメリット
メリット
遮音性
直床とは異なり、フローリングと床のスラブの間に空間があるため、下階に音が伝わりづらいです。
間取の自由性
床下の配管を自由に移動することができるので、間取りの変更が比較的しやすくなっています。
フルリフォームをする際は、二重床がオススメです。
デメリット
遮音性
遮音性はメリットにありましたが、大きな衝撃が床に加わるとその振動が空気を通して広い範囲に伝わってしまいます。
これがコンクリートスラブに伝わると、直床の場合よりも音が伝わりやすくなってしまいます。
この現象を振動が反対側に伝わる様子に例えて太鼓現象と呼びます。
しっかり空気の逃げ道を確保できれば、太鼓現象を解消できるのでメリットとなります。
二重床にする場合はここも要注意です。まとめ
それぞれのメリット・デメリットを把握した上でリフォーム及びマンション購入を検討する事をおススメします。
リフォームをする際は特に床の構造を確認してみて下さい
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